2月24日
赤坂で仕事。夜までかと思っていたが、15時で終わる。オートモアイの展示、会田誠の展示をみる。
オートモアイの展示の後松村さんと恵比寿横丁で一杯。あこやにも寄る。
北千住にもどりバーを散策。アイラ島のモルトを出す店を見つける。アイラ島は泥炭が特殊だそう。
アイラ島の蒸留所
http://tg.tripadvisor.jp/news/advice/islay-singlemalts/
いつか訪ねてみたい。
新しい蒸留所の酒がうまかった。ピートの効いている酒がすきだ。
話戻って、赤坂
調理長が辞めるので、おみやげ、とび魚入りの出汁とまどみちおの詩集。
だし汁はうまいもの、まどみちおは100歳になってもトイレットペーパーの詩を書いてるくらい
楽しんでいた。そうあってほしいなとの願いから。
厳しいところもあったけど料理について教えてもらった。また会う機会もありそうで、最後という感じはしなかった。
会田誠展示、無料でやる展示が都市構想に基づいたもの新宿の砂の城という飲み屋気になる。
中学生くらいの子が「かっこいい」って言っていてよかった。白髪の女性がいてひょっとして宮尾節子さんかなと思ったけれど話しかけられず。群馬県の湖計画とか考えたことなった。考えたことないのが見られるっていうのは楽しみの一つ。2階以上に住むのは神への冒涜みたいなこともあって、今10階に住んでいる私をとの距離を楽しんだ。
僕は高いところに住みたいというよりは、見晴のいい部屋に住みたかった。
パブロネルーダの家を見て回ったとき、それぞれ寝室からの見晴らしがよかったのだ。
そういうところに住めば少しは詩や作品が生まれるかと思っていたけどまあまあです。
10階は少し離れ小島にいるようで滞在が長くなるのでこうして日記でも書こうと思うのはその効果かもしれない。ツイッターやフェイスブックにじゃなくこちらをまめに進めていこうかなと思う。
戻って、オートモアイ。カネコアヤノという引き語りの人が歌っていた。わりと有名らしいが僕は知らず。高円寺のライブハウスで聞いたことありそうな。展示の印象にマッチしていてよかった。見物人のおしゃべりがざわざわ。昔書いた詩を思い出した。
『遠くで遠くへ』
轟音騒音爆音 突っ走る 環七沿い 途切れ途切れに するりと抜けて 唄声がする 空を見上げて ギターを弾く青年 遠くで遠くへ ギターケースに ライブのチラシと 僅かな小銭 反響残響 高架橋のトンネルに 唄声がする 壁を見つめて ギターを弾く少女 遠くで遠くへ 唄われた心は 紛れたりはしない かき消されたりはしない 遠くで遠くへ どこよりそばへ
***
最後のどこよりそばへって言い過ぎかな
詩でもなんでも言い過ぎってよくないのかもしれないけど、
言わないと伝わらないことってあるよね。
言葉にしていくこと、脳内に思いついたことを分け隔てなく記していくこと
飛躍していると思っていてももう個人というフィルターが入っているからもう十分まとまっている
それを他人がみたときどうとかもういいのかもしれない。