5月18日
「老い」というものを感じるんですね、やー、鏡をみたら一目瞭然ですが、稽古で身体的なことをしているとほんとにね。
青い鳥稽古でした。
でもですね、湧き上がるんですよ。私、わりと流れに沿うたちなんですが、なんというか「抵う」ということが。 で、「時間」とか「重力」とか「存在」について巡らせて、むー、ひょっとして、こういうことの果てには在ったり、舞ったりするってことがあるんじゃないかしら、などど。
先日の稽古では「覇気」ということについてあって、思うことあったので稽古後に曽田さんを引き止めて、今日の稽古のことと合わせて色々話す。自然と作品やテーマである「死」の話に。デビットボウイの死ぬ2日前に発表されたアルバムの事を聞く。
その中の「Lazarus」歌詞を調べると、「青い鳥」という歌詞が自由の象徴して現れる。デビットボウイにも「青い鳥」というものが忍びこんいた。ははー、「青い鳥、まるで俺みたいじゃないか?」って歌うあたりが素敵だなと思いました。
Lazarusはキリストの奇跡で蘇った男のこと。ドストエフスキーの罪と罰の中にも引用がある。